noteの切れ端

思いついたときに書き留める感じ。

Web制作する人とアフィリエイターの「考え方の違い」を考えてみた。

私の個人的な考え方だと、Web制作者もアフィリエイターもブロガーも最終的には「ユーザーからのコンバーションを得る」ことが目的であって、サイト設計するときにそこまで大きく差が開いててええもんなのか???と思ってる派なんですが。

Web制作者とアフィリエイター、考え方かなり違うなー・・・と思って観察してみました。さて、何が違うのか??

※飽くまで私の周囲の人間の話なのであなたの周囲と合致しない可能性もあります。

Webサイトを作るときに向いている方向が違う・・・?

Web制作してる人たちって、「デザインありき」でサイトを作ってるように見えます。
アフィリエイトやってる人たちは「デザインよりも内容で勝負」みたいなところが大きいです。
同じWordpressというツールを使っているとしても、Web作ってる人は「クライアントの希望のデザインに合わせてオンリーワンなCMSテンプレートを作る」つまり、注文住宅を設計図引きながら作るような感じ。家具も最初から決められているケースが多いかも。
アフィリエイトしている人たちは「CMS用のブログを拾ってきてたくさん人が来てくれるように可能な範囲で好きな形に自分なりにカスタマイズする」分譲住宅に好きな家具を置いて住みやすく工夫してる感じがしますね。

SEO重視なのは同じ。だけど・・・?

Web制作を仕事で行う際には、CMSテンプレートを作る時もhtmlをスクラッチで書く時も、もちろんSEO重視でhtmlを書き上げていきます。AltやRollも可能な範囲で挿入し、見出しの順番やブロックにも当然気を使います。
順位だけでなく、ユーザーが検索をしたときにクリックされやすいキーワードやディスクリプションを設定するところも同じです。

Web制作を仕事で行う時はコーポレートサイトが多いので飲食店などであればタイトルに【公式】と入れるケースが多く・・・というか、これがあるかどうかで検索順位がグッと変わってくるわけですが・・・。タイトル自体はあまり捻ったりしてないケースが多いです。クライアントの意向で捻れないのかもしれません。
アフィリエイトはもちろん非公式なのでリスティング制約などが多い分公式よりはだいぶ不利ですが、それでも公式より上位に上がってくるサイトは多いです。
そういったサイトは「タイトル」にすごく力を入れている印象が強いですね!ドメインパワーだけではないと思います。

記事のひねりが全然違う。

Web制作者が作ったサイトを見て「うーん」と思うのは記事の部分も大きいです。

アフィリエイトの場合は検索者が欲しい情報をかなりサーチして、それに見合った記事を書いていきますが、Web制作の場合って「原稿はクライアント頼み」というケースも少なくなくてデザインと記事の内容がマッチしていなかったり、ライターさんが書いていても、なんとなくしっくりきていないサイトが多いんですよね。

最悪、情報だけボンと乗っけてあって、文章がない。

信憑性のある欲しい情報があればそれでいいっちゃいいんですけど・・・。
折角ユーザーは興味があってサイトを見に来てくれているのだから、何か伝えておくことないのかなー?とちょっと思ったりすることもあります。

「依頼されて内容を渡されて作っているから仕方ない」ところもあるかもしれませんね。

見栄えはWeb制作がピカイチ、だけど・・・?

デザインありきだからWeb制作者のほうが見栄えよくて当然といえば当然なんですが、
UI-UXに関してはやはりテンプレのブログよりもずっと「デザインされたWEbサイト」のほうが上だとは思います。

あと「クライアントの好みに寄り添ったデザイン」なので雰囲気が出ますよね。クライアントの好みに寄りすぎて実際のイメージとの乖離がかなり激しいサイトも多いですが。

お店はクライアントのものかもしれないけど、伝えたい相手はユーザーなので、そういった意味で成果達成率はアフィリエイトのほうが高いのかもしれませんね・・・。

クライアント向けなのか?ユーザー向けなのか?これが最大の違い。

双方の違いはここが一番大きいんだな。と記事を書いていてしみじみと感じました。
クライアントにもユーザーにも喜ばれるサイトを作るのって難しいんでしょうかねぇ・・・?
やっぱりお金払ってくれる相手とか条件とか違うから同じものの宣伝してても考え方が変わってくるのかもしれませんね。

私はできればクライアントよりユーザー視点のサイト作ったほうが成果るのでは?と考えちゃう派なんですけどね。ボツ出されたら制作進まないですもんね・・・。
世の中うまくいかないものだ。